2016年05月22日

二度目も失敗

地を這うような毎日がずっと続いて

轟音の耳鳴りが24時間、私を苦しめる。


主人がこの世から

私の傍からいなくなって、もうすぐ3年

生きていく理由がないまま

ただただ時間に押し流されて

ここまで来てしまった。


二度目の失敗

背中の真ん中まであった長い髪は、

失敗によって、後ろで束ねていたところから

引きちぎられてしまった。

中学生になった頃から伸ばし続けてきた40年間の長髪


右手が不自由になって、

束ねるのも一苦労だったから


主人の元へ行きたい。

逢いたい。

どんなところでもいい

途切れる事のない時間の空間で

主人の傍にいられるのなら

それだけでいい。

何もいらない。

逢いたい。

月日が経つほど、その思いは強くなる。


3年前の今頃

治ると信じて、必死に看病していた。


最愛の人を亡くすと言う事は、

自分も一緒に亡くすという事











posted by 橘 美幸 at 04:12| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

【620日目の再会】

辛い時間が、延々と続いています。

主人が、亡くなった日から、時間が日が経つほど

その辛さが重くなっていくようです。

主人のお誕生日、クリスマス、お正月

結婚記念日

乗り越えるには、精神力が全く足りません。


褥瘡が、痩せ細った体に刻印の如く痛みと

罰を与えます。


主人が味わった痛みや苦しみは、こんな生易しいものでは

なかったでしょう。

だから、眠れない苦しみも食事が摂れない苦しみも、

褥瘡の痛みも、激しい耳鳴りも

そのまま受け入れます。


私が受けなければならない 罰 です。



2015年2月11日 午前3時51分


去年の12月から、クリニックへは、行けなくなって

薬も何も飲まず、ただただ、臥せる日々

もう、どうでもいいと、どうなってもいいと

涙も枯れ果てて、悲しいのに、悲しいとも感じなくなり始めて

丸、4日、一睡もできず、

耳元で新幹線が走るような大音響の耳鳴りに

苦しんでいました。


夢、ではありません。

寝てませんから…

この次元は、説明の仕様がありませんが、

真実、私の目の前で起こった出来事です。


ふと、気が付くと、距離を感じる場所に、波止場のようなものが

現われました。

7,8人の男性たちが大きな声で談笑しています。

白いソファーに座り、とても楽しそうに、


そして、その中に、主人をみつけました。

必死で、名前を呼ぼうとするのですが、声が出ません。

駆け寄ろうとしましたが、自分の体は、そこにはありません。

対面する主人たちの様子だけが、見えるのです。


髪の毛は、5分刈りにまで短く、あんなに太っていた体は、

若い頃のように、痩せて引き締まっていました。

お気に入りのグレーのジャージ姿、

6月1日の荼毘に伏した時が、主人の姿を見た最期の最期の日

それから、620日目の再会です。


枯れ果てていた涙が、滝のように流れ、

大声で泣きました。

会いたかった。

会いたくて、会いたくて、

どうすれば、会えるのか、どこへ行けば会えるのか、

鼓動が急速に早くなり、興奮して、ガクガクしている

自分を感じていました。


すると、対面にいる主人は、おもむろにソファーから立ち上がり、

私に向かって満面の笑みで、

「ありがとな、ありがとう・・・な」

と、言ったのです。


瞬間、私の脳裏に、

主人は、本当の最期のお別れに来てくれたのだと感じました。

体が、瞬時にカァッーと熱くなりました。


生前、「ごめん、ありがとう」を一切言わない人でした。

日常のありがとうは、ただの挨拶です。

主人は、「最期には言うたるわい」というのが口ぐせでした。

しかし、あのような壮絶な死に方をしたために、

私と言葉を交わす事なく旅立ってしまいました。


それをわざわざ、言いに来てくれたのです。

緊急入院した日から、638日目に聞く主人の声でした。


魂が浄化され、いよいよ、本当にあの世へ成仏する日が来たのです。

「行かないで」

それしか言えない情けない妻です。

まだ、心の整理がつきません。

主人を失って、心も体も風穴があいたまま、

立ち直るすべもみつけられません。


この世で、もう、二度と相見える事が叶わないなんて、耐えられない。


そして、主人は、不自由だった右手を上げて、

ゆっくりと手を振りながら、消えていきました。

「手なんか振らないで、さよならなんてしたくない。できない。」

妄想?

幻聴?

自分に都合のいい、でっちあげ?


何と思われてもいい。

事実を真実を記録として、残さなければと

3日かけて綴りました。


頭が壊れてしまいました。

心が溶けてなくなりました。

もう、私には、何もなくなりました。




死別 ブログランキングへ



うつ病 ブログランキングへ
























posted by 橘 美幸 at 14:20| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月25日

「ここからが辛い時間」

誰でもいいから、

私を責めてください。

辛くて、辛くてたまりません。


主人の苦痛に歪んだ顔が、

動かぬはずの体を必死でよじって、溢れ出る痰の吸引を嫌がる姿が、

鳴り止まない点滴のアラームの音が、

自発呼吸をしていない主人に、人工呼吸器で

無理やり酸素を送る音が、


顔も体もパンパンに膨れ上がって

私の不注意で、拷問のような闘病をさせてしまい

望まない死に、追いやってしまいました。


誰か、愚かな私を責めてください。

今、私は主人を死なせてしまった報いを受けているのだと思います。

主人の受けた苦痛は、こんなものではなかったでしょう。


だから、食べられない。

眠れない。



主人の命の灯が、段々と小さくなりかけていた今頃、

主人の最期が、刻一刻と近づいているのを実感し、

人目もはばからず、泣き叫んで、

私の肺と入れ替えてくださいとお願いしたり、

将来、肺炎の治療方法ができるまで冷凍保存してくださいと

お願いしたり、


主人を失う事から、逃げたかった。


主人に、許しを乞いません。

私が、悪いのですから


罰を与えてほしい。


来いと言うなら、迎えにきてください。

動けませんから






死別 ブログランキングへ



うつ病 ブログランキングへ











posted by 橘 美幸 at 04:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。